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君の指輪
流れてく桜の木々 隣には君の笑顔
すれ違う春の色に花が咲く
髪を触る癖や ふざけた時の仕草
あたり前だったことが 今では愛しい
君と過ごしていた日々が
ずっと続けばと思ってた
あの日の懐かしい音が
今も遠くで響いてた
降りだした雨の通り 僕は君を探してた
すれ違う秋の色に君を見た
海で交した言葉 止まった二人の時間
昨日のことのようで 今では尊い
君と誓った約束を
僕はずっと覚えていた
あの日を境に僕らは
少し大人になれたかな
屋根に散りゆく桜 君は天(そら)へ翔んだ
外は知らない間に出会った季節へ
君が居なくなった日から
僕の手には君の指輪
あの日のままの思い出が
僕の中で生きてゆく
君と過ごしていた日々が
ずっと続けばと思ってた
あの時言いたかったこと
「君が僕の全て」だと
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