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偽り
そう、わたしの好きなあなたでもない。」
“偽り”だったの
テレビ見ながらあなたの隣
変わらない日常だった
心とは気持ちが合わなくて
静かに嘆く言葉
呆れた 疲れた お願い帰らせて
あの枯れ葉が落ちた頃
嫌いにさせてそれでおしまい
「もう、あなたの好きな
わたしじゃない。偽りだったの。
これで良かったと言い聞かせた
馴れ合う日常でも
あの日の吸い殻その儘で
ふと 思い返す言葉
煩い 嫌いよ もういい さよなら
あの枯れ葉が落ちた頃
別れを告げてそれでおしまい
「もう、あなたの好きな
わたしじゃない。偽りだったの。
あの枯れ葉が落ちた頃
嫌いにさせてそれでおしまい
「もう、あなたの好きな
わたしじゃない。偽りだったの。
そう、わたしの好きなあなたでもない。」
と偽り続けた
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